ちょっと前の話 6
アンティーク屋を一緒に回ったり、夕刻のラベンダー畑に案内してもらったり、テラコッタの床のキッチンでズッキー二の花の天麩羅をこしらえたり、マノスクの町を散歩してプロヴァンス柄のスカートがぶら下がる店を覗いたり、道端のマルシェをひやかしたり・・・。
六月とはい、兄、既に日中はかなり日差しが強くなるので、プロヴァンスの家ならどこでもそうするように窓の鎧戸を閉め切って、薄暗い室内で読書をしたり昼寝をしたり・・・。
そんなふうにして3日間はあっという間に過ぎ去りました。
ポーランはゆっくりと美しいフランス語を話しました。
プロの言葉の使い手らしい、選び抜かれた的確な表現が本当に板についているという感じでした。