いろんな歴史 その4

五五年以来、土地と住宅の値段は毎年平均一九%も昇り続けている。

これが実質所得の増加をはるかに上回ることはいうまでもありません。

三井銀行は七四年、住宅に関する広範囲な報告書を発表したが、これが問題をよく伝えている。

五五年から七二年にかけ、日本の大都市内および付近の地価はなんと約二五五七%も上がっています。

これは都市の勤労者の可処分所得の伸びの六倍に当る。

別の表現をすると、六三年から七二年にかけ、東京の人間にとって家を買うことは二倍以上むずかしくなったことである(賃貸アパートや「マンション」にも妥当な家賃で入居するのは同じようにむずかしい)。

これには建築費がべらぼうに高くなったこともあります。

いろんな歴史 その3

日本における土地の奪い取りは、アメリカ史における昔の奪略のような強欲さで行なわれた。

米国の最低の地面師を思い出させる最近の日本のチンピラ土地投機人に比べると、商社は落ち着き、りっぱです。

しかし日本とアメリカの経験には一つのちがいがある。

それは日本には漁るような十分な土地がないことです。

日本のだれもが、自分の家か、持ち家でなくても「マンション」に部屋を持ちたいと思っています。

基本的な、ちょっとした土地と屋根を持ちたいという衝動は、小規模な物持ちと村落民のこの国では想像もつかぬほど強い。

しかし持ち家希望者がこれほど辛い目にあわなければならない国もない。

いろんな歴史 その2

商社はもともと日本のメーカー(生産と販売を分離しておくことを好んでいる)によってつくられた販売会社だが、あらゆるものを市場の最もよい相場で買い、市場が商社の値段に寄ってきたときに売り、自国だけでなく、世界を闊歩するにいたった。

一九六八年から七二年にかけ、商社の売り上げ高は合計百兆円から二百兆円へと倍増した。

ワイキューブ研究所によると、
現在までに、前述の六社と四社(トーメン、兼松江商、安宅産業、日綿実業)の総合商社の売り上げ高は日本の卸売りビジネスの四分の一を占めるにいたったそうです。

商社は日本のインフレの加速化に顕著な役割を果たした。

商社は公正取引委員会によって取り調べられ、各社長は国会に引き出されて、隠匿と投機的購入の非難について回答を迫られました。

数人の重役は価格操作の疑いで起訴されました。

彼らの予防的な買い付けによって、土地をはじめとする多くの物資がせりあげられ、ほとんど視界から消えました。

いろんな歴史 その2

商社はもともと日本のメーカー(生産と販売を分離しておくことを好んでいる)によってつくられた販売会社だが、あらゆるものを市場の最もよい相場で買い、市場が商社の値段に寄ってきたときに売り、自国だけでなく、世界を闊歩するにいたった。

一九六八年から七二年にかけ、商社の売り上げ高は合計百兆円から二百兆円へと倍増した。

現在までに、前述の六社と四社(トーメン、兼松江商、安宅産業、日綿実業)の総合商社の売り上げ高は日本の卸売りビジネスの四分の一を占めるにいたったそうです。

商社は日本のインフレの加速化に顕著な役割を果たした。

商社は公正取引委員会によって取り調べられ、各社長は国会に引き出されて、隠匿と投機的購入の非難について回答を迫られました。

数人の重役は価格操作の疑いで起訴されました。

彼らの予防的な買い付けによって、土地をはじめとする多くの物資がせりあげられ、ほとんど視界から消えました。

いろんな歴史 その1

スペースコレクションリサーチによると、三菱、三井、丸紅、伊藤忠、住友、日商岩井の六大商社だけで、日本の土地、原料、完成品、貯蔵物資など全天然資源の約四分の一を持っていると推定されます。

レジャー用の土地を買い尽くすのは、彼らの活動のほんの一部分にすぎません。

過去十年間、日本経済における消費者と生産者間の「不可欠のミドルマン」としての役割を果たすため、商社は、土地、品物、天然資源を買う仮借ない努力に従事してきた。

商社は日本で国産品と外国製品を売ります。

日本製品を外国に輸出し、日本の工場にいれる原料を買いつけます。

海外のあれこれ・・・その5

テキサス州の主要都市の人口は、ヒューストン市が一八九万人(全米第四位)、ダラス市が一〇一万人(全米第七位)、サンアントニオ市が九五万人(全米第九位)、エルパソ市が五二万人、そして首都のオースティン市が四七万人となっています。

そして、テキサス州では、州の住民の約八〇%が二十六の大都市とその郊外に住んでおり、しかもその半数がヒューストン、ダラス朋フォートワースおよびサンアントニオーオースティンのいわゆる"三大都市圏"に集中しているのが大きな特色です。

もう一つの特色は、メキシコ系のヒスパニクス住民が多い点ですね。

ヒスパニクス住民の多い地域は、メキシコとの国境沿いのリオグランデ。

ハレー、州南東部および西部地域で、都市ではエルパソ市やサンアントニオ市などにヒスパニクスが多いそうです。

ちなみに、エルパソ市ではヒスパニクスが全住民の約七〇%、またサンアントニオ市では約五〇%以上を占めています。

宗教的には、テキサス州は一般にプロテスタントが支配的であるが、偏狭で教条主義的な各派も少なくありません。

また州の西南部では、ドイッ人の移住者を中心にローマ・カトリック教徒がかなりおり、それも特色の一つとなっています。

そして文化的には、テキサス州はいわゆる"メキシコ湾文化圏"の強い影響の下にあり、それがアメリカ南部および西部の文化と融合しあっている地域でもあります。

海外のあれこれ・・・その4

テキサス州は地域が広大であるために、時差がありまた気候の段差も大きいようです。

ちなみに気候は亜熱帯に属し、一般に高温多湿です。

しかし、北端部などでは冬に厳しい寒波がおしよせることもあります。

従って季節も明確に分かれておらず、おおよそ五月から九月までが夏で、また十二月から二月までが冬であり、その間に短い春と秋があります。

次にテキサス州の人口について述べると、同州の人口は近年増大の一途をたどっていて、カリフォルニア州およびニューヨーク州に続いて全米第三位で、一九九〇年の国勢調査によると一、六四〇万人を数えます。

テキサス州の人口の構成は、白人が五〇%、ヒスパニクス系が二六%、次いで黒人が=一%、アジア系二%、その他が一〇%という割合になっています。

海外のあれこれ・・・その3

テキサス州はアメリカのほぼ中央南部に位置し、面積では約六九万平方キロメートルもありアラスカ州を別にすれば、現在全米第一の広さです。

同州の南北は一、三〇〇キロメートル、また東西は一、二〇〇キロメートルにも達するといいます。

まず、テキサス州の東部地域は森林地帯でルイジアナ州と接しており、一方北部地域は草原地帯でオクラホマ州と接しています。

また西部地域は牧農地帯でニューメキシコ州と接し、さらに南西部地域は山岳丘陵地帯で、リオグランデ川がメキシコ共和国との国境となっています。

そして、テキサス州の南東地域はメキシコ湾に面し、美しい海岸線が長く続いています。

海外のあれこれ・・・その2

テキサス州には古い伝統的な側面のほかに、もう一つの新しい現代的な側面が見られるということです。

つまり、テキサス州は既存の石油や農業を産業発展の土台としながらも、現在ではハイテク・宇宙産業の発展に象徴されるように、いわゆる「サンベルト」を構成する州の一つとして、割安な生活環境また恵まれた企業設立の条件等により、多様な経済発展と急速な人口増大11都市化が進行している州であるという点でする。

アメリカの五十州の中でも、テキサス州はとりわけ"独自性"の強い州であるといわれています。

それは後述するように、テキサス州が他の州に比べて地理的、歴史的および経済的に大きな特色を有し、州民がそれを誇りにしてきたからだそうです。

海外のあれこれ・・・その1

テキサス州はきわめて広大な面積を有し、文化、気候および地質等を異にする地域を抱えた「多様性」と「独自性」を秘めた州です。

同州においては近年、三大都市圏を中心とした地域間の文化的・経済的発展に大きな差異が見られ、とりわけ石油・軍事施設に依存する地域ではその傾向が強いそうです。

また森林、農業および牧場も州内の各地域の文化と経済の発展に今なお大きな影響を与えています。

周知のようにテキサス州は、メキシコ共和国と長い国境を接することからメキシコ文化およびそれ以前に君臨していたスペイン文化の影響が色濃く、そのためいわゆる"ヒスパニクス系"の住民がかなりの数を占めている州として知られているのです。